モレスキンでも裏抜けしない。万年筆で書きたい人のためのおすすめは顔料インク

当ページのリンクには広告が含まれています。
万年筆インク

毎日書くノートとして、モレスキンを使っています。佇まいが好きで、長年愛用しているんですよね。それと同時に、万年筆もいつでも使いたいくらい好き。

でも、モレスキンと万年筆の相性の悪さは有名な話。裏抜けしてしまうので、一緒に使うのはなかなか難しいといわれています。

しかし、そんなモレスキンでも裏抜けの心配をせずに使えるインクが存在するんです。インクの種類を選べば大丈夫。

目次

万年筆インクの性質と裏抜けする理由

まずは、なぜモレスキンは万年筆インクが裏抜けしてしまうのか? という話に簡単に触れたいと思います。

万年筆インクの種類

万年筆インクにはいくつか種類があります。主なものは「染料インク」と「顔料インク」。それぞれの特性の違いを以下に挙げます。

染料インク

万年筆染料インク3本

紙の繊維に染み込む性質で、水に溶けやすい。発色が美しくカラーバリエーションも豊富ですが、モレスキンのような紙質だと裏まで貫通しやすい。

顔料インク

万年筆顔料インク2本

紙の表面に「粒子の膜」を張る性質。耐水性・耐光性に優れ、紙に染み込みすぎないため裏抜けしにくい。

モレスキンに合う万年筆インク

つまり、モレスキンのように裏抜けしやすい紙質には顔料インクが相性が良いということです。

紙質そのものはどうしようもないので、インクの性質を理解してその紙にあったものを使うのがベストな選択と言えるでしょう。

モレスキンでも裏抜けしない万年筆インク

というわけで、わたしはモレスキンに記入する万年筆には顔料インクを入れています。

愛用しているのは、パイロット「強色」。いくつかある顔料インクの中からこの製品を選んだのには理由があります。

パイロット顔料インク「強色」

パイロット万年筆顔料インク「強色」

スペック

カラーブラック、ブルーブラック、ブルー
容量30ml
価格¥1,100(税込)

カートリッジは存在せず、コンバーターで吸入して使う必要があります。

特徴

耐水性に優れていて、水に濡れてもインクが溶けません。滲みにくく、上からマーカーを引いたり宛名書きにも適しています。

また、耐光性もあり筆跡が変色しにくいのも特徴。長期間保管するものへの筆記に向いています。

パイロット万年筆顔料インク「強色」

顔料インク特有の、色の濃さもあります。くっきりと筆記できるため、視認性が良くモレスキンのクリーム色の紙にも映える色味です。

他社の顔料インクと比較してわたしが強色を推す最大の理由が、速乾性です。

強色以外も使用したことがありますが、書いた直後に触ってしまいノートを汚してしまった経験がありました。

書いた文字を手で擦っている様子

強色は書いた文字が乾くのが早いので、手帳やノートに書いてすぐ閉じても滲んだり隣のページに写ったりする心配が少ない。

まさに普段使いに向いている製品だと思っています。

実際に書いてみた様子

パイロット万年筆顔料インク「強色」でノートに書いた様子

こちらがパイロット顔料インク「強色」でモレスキンに書いてみたものです。

表から見ても滲みが少なく、くっきりとした筆記ができていることがわかります。

ノートに万年筆インクで筆記した部分を裏から見た様子

裏から見た様子がこちら。インクが裏抜けしていないことが確認できます。

モレスキンは何冊か使ってきましたが、染料インクだと個体によって抜けたり抜けなかったりしてきました。一方、顔料インクではどのモレスキンでも同じく裏抜けは起こっていません。

ちなみに、わたしが普段愛用している万年筆は主に「細字(F)」「中細字(FM)」です。写真では細字のキャップレス万年筆を使用しています。

試しに、「太字(B)」のガラスペンでも書いてみました。以下がその様子です。

パイロット万年筆顔料インク「強色」でノートに書いた様子
ノートに万年筆インクで筆記した部分を裏から見た様子

塗りつぶしたインク溜まりのところは少し抜けていますが、それ以外の場所は太字でも裏抜けすることなく書けていることがわかります。

一般的にインク量が多くなる「太字(B)」などを使う場合は裏抜けのリスクが高まりますが、顔料インクの性質上その心配は少なそうです。

とはいえ、インクフローの良い万年筆を使う際は念の為、まず試し書きをすることをおすすめします。

顔料インクを使う際の注意点

そんな感じでとても便利な顔料インクですが、使う際には気をつけるべきこともあります。

まず、固まりやすい性質があるということ。粒子でできているという性質上、固着しやすいと言われています。

万が一万年筆の中で固まってしまうと、染料インクは水洗いで対処できる一方で、顔料インクは水では溶かすことができません。

専用の洗浄クリーナーも存在しており、それを使えば詰まりを解消することができます。が、あまりにひどく固まっている場合はそれでも対処できない場合があります。

パイロット万年筆顔料インク「強色」でノートに筆記する様子

万年筆は、毎日書くことが1番のメンテナンスと言われています。

もし顔料インクを万年筆に吸わせて使う場合は、日記を書く用途として使うなど毎日筆記する予定のあるものを選ぶことをおすすめします。

欠点について書いていまいましたが、顔料インクは上手に付き合えばとても便利なものです。固まらないようにだけ気をつければ、快適に使うことができますよ。

おわりに

モレスキンにどうしても万年筆を使いたい、だけど裏抜けは絶対に許せない! そんなわたしの要求を満たしてくれたのが、顔料インクでした。

同じ悩みを抱えている方はぜひ顔料インクにチャレンジしてみてください。モレスキンを快適に使えるようになりますよ。

万年筆インク

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

目次