ノートを買ったのに、気付けば最後まで使えず途中で挫折してしまう。そんな経験が何度もあります。
最初の数ページは張り切って書いていたはずなのに、だんだんとノートを開く日にちが空いていって、最後には白紙のまま残ってしまう。そして使い切れなかったノートが溜まっていき、それが目に入ると気持ちが重くなる。
でも、続かなかったのは意志が弱いからではなかったんです。続けるためのコツを知らなかっただけ。
この記事では、わたし自身の体験をもとに、ノートを1冊使い切るためのコツをいくつか紹介します。
三日坊主になりがちな方でも、無理なく続けられる方法をまとめました。
ノートを最後まで使い切れない理由
ノートを1冊使い切れない理由は、意外とシンプルです。
きれいに書こうとしている
新しいノートを書き始めるときって、「せっかくだからきれいに使いたい」と思いがち。でも、そう強く思うほどノートを書くことが億劫になってしまいます。
そして気がつけば、「今は丁寧に書く余裕がないから時間があるときにしよう」などと理由をつけて後回しに。そのままノートを開かなくなる、というのがわたしのお決まりのパターンでした。
用途があいまいなままで始めている
そのノートが何のためのものなのかをあいまいなままで書き始めると、途中で迷子になることがあります。
日記なのか、メモ帳にするのか、それとも……方向性が定まっていないと、「このノートに書いてもいいのか」と毎回悩んでしまって、気軽に書くことができなくなります。
ノートと相性が悪い
もしかしたら、選んだノートと自分の相性も関係しているかもしれません。
わたしは今までいろんなノートを使ってきましたが、サイズや厚さ、紙質など、ノートによってその特性はさまざま。
自分に合っていないノートだと、自然と手に取る回数は減り、最後まで使い切れないことが多かったです。
挫折しないための始め方

まずは、ノートを使い始める段階でできる挫折を防ぐ方法を3つ紹介します。人によってはこれだけでも効果があると思います。
小さいノートを選ぶ
大きいノートは、その広い紙面を前にすると「たくさん書かなきゃ」というプレッシャーになることがあります。
その点、小さいノートは心理的なハードルが低い。1ページあたりの書き込み量が少なくて済むため、「これくらいなら書けそう」と思えるようになります。
実際、わたしは小さいサイズのノートを使うようになってから書く頻度がぐっと増えました。続くノートを選ぶには、サイズから見直してみることをおすすめします。
すぐ手に取れる場所に置く
ノートをバッグの奥や棚の中にしまい込んでいませんか?
物理的に遠い場所に置いてしまうと、それだけで書くハードルは高くなります。そうなると最後まで使えない確率ももちろん上がってしまう。
机の上など、いつでも手に取れる近い場所に置いておく。それだけで、「ちょっと書こうかな」というタイミングが増えます。
手に取る回数が増えるとそれだけ書き込み量も増えて、最後まで使い切れるようになります。
お気に入りの文具を選ぶ
使うだけで気分が上がる、お気に入りの文具を見つけるのも、継続に効果的。
ノート本体はもちろんですが、例えば書いていて気持ちいいペンを使ったり、素敵なノートカバーをつけてみたり。
いつでも使いたくなるお気に入り文具を取り入れることで、書く気持ちが高まってノートを継続できるようになりやすいです。
1冊使い切るための続け方

ここからは、実際にノートを書いていく上で試してほしいコツを5つご紹介します。
書く内容を絞らない
まずわたしが実践したのが、1冊のノートに何でも書くという試みでした。
とにかく何を書いても良い。そんなノートを1冊用意して、いつでも携帯して書きたいことを思いついたらすぐに書く。
この使い方のおかげで、ノートが埋まるスピードが早まりました。何を書いても良いということは、それだけ書く量も増えるということですからね。
とにかく一度、1冊使い切るという体験をすること。そうすることで使い切る楽しさも得られますし、ノートを使うコツも実感できるようになります。
フォーマットを作る
ノートに書き込むときに、まっさらなページを前にして固まってしまう。そんなときは簡単なフォーマットを用意しておくとスムーズです。
例えば、わたしが決めていた型はこんな感じ。
- 書き始めは今日の日付を書く
- 箇条書きで書く
この枠組みがあるだけで、考えることが減り書くことに集中できます。
書く時間を決める
ノートを最後まで使い切れないとき、それは途中でノートを開かなくなってしまうことが原因であることも多いです。
それを防ぐために、1日1回ノートを開く時間を決めておく。
わたしは夜寝る前、1日を振り返る時間には必ずノートを開くことにしています。
一度ノートを放置してしまうと、再開するのはとてつもないエネルギーが必要です。それを防ぐために、必ずノートを開く習慣を作る。それがノートを継続することにつながります。
1行だけ書く
毎日たくさん書き込まなければならない、と無意識に自分を追い詰めていたことも、わたしはあります。
でも、大事なのは1日に書く量ではなく最後まで使うこと。ほんの少しずつでも、積み重ねればちゃんとノートは減っていきます。
「1行で良い」とゆるい気持ちで構えること。そうすることで気楽にノートを書けるようになって結果的にたくさん書き進められるようになるのです。
雑に書くことを許す
結局、1番大切なのはこれだったかもしれません。
ノートはきれいに書くためのものではなく、使うためのもの。そう割り切るだけで、驚くほど気が楽になります。
字が崩れていても、文章が適当でも、自分がわかればそれでいい。まずは「書くこと」そのものを優先する。
それを許すことで、わたしはノートを最後まで使えるようになりました。
実際に1冊使い切れるようになってわかったこと

わたしがノートを1冊使い切れるようになって、感じたことがいくつかあります。
書くことのハードルが下がった
ノートを使い始めた最初の頃は、「何を書こう」「きれいに書かなきゃ」と悩むことが多かったです。
でも、今回紹介したコツを実践していくことで、少しずつその迷いは減っていきました。
ノートに書き込むことへのハードルが下がったのです。
そのおかげで、些細なことでも書き残すことができるようになり、わたしの生きた証として記録が残っています。
「書くこと」が特別ではなく身近な行為になったのです。
続けることで自信がついた
1冊使い切ったとき、うれしかったのは「続けられた」という事実でした。この達成感は、実際にやり切らないと味わえないものだと思います。
1つのものを最後までやり遂げる。このことは、大きな自信につながります。使い切ったノートが1冊、また1冊と積み上がっていくことで、その自信はさらに大きくなります。
ノートを挫折せず使い切ること。そのために大事なのは「続けること」です。
毎日でなくても書き続けて、最後まで継続して1冊のノートを使い切る。もし途中で空白期間ができてしまっても、やめなければいいだけ。また戻ってくれば良いんです。
おわりに
ノートが続かないと悩んでいたわたしが、使い切れるようになるまでにやってきたことを書きました。
- 完璧を目指さない
- 自分に合ったノートを選ぶ
- 続けられる環境を作る
まずはお気に入りのノートとペンを用意して、気軽に始めてみてください。肩の力を抜いて書き続ければ、気づいたら1冊使い終わっていますよ。


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