システム手帳といえば、わたしはしっかりした重さと厚みのあるものをイメージしていました。
しかし、そんな固定観念を覆してくれたシステム手帳があります。
それが、日本のブランド・ノックスが手掛けている「プロッター」。
薄くて軽い、これまでのシステム手帳らしさを良い意味で覆す魅力的な存在です。プロッターのおかげで、わたしはシステム手帳を常用できるようになりました。
プロッターの特徴
プロッターは、素材やサイズなどいくつか種類があります。まずは、
- 外観
- 中身
の2項目に分けてその特徴を紹介していきます。
外観

プロッターらしさはそのシンプルな外観。ただしただ簡素なだけではないのがすごいところだと思います。
レザー
プロッターはシステム手帳に分類されているものの、正確には「バインダー」という呼称が使われています。
プロッターのバインダーはシンプルな本革製。その種類は以下の5つがラインナップしています。
- リスシオ
- プエブロ
- ホースヘアーⅡ
- シュリンク
- ブライドル
天然皮革の素材感を活かした作りで、それぞれの革そして個体ごとに特色があり、異なる表情が楽しめます。
好みに合わせてその外観を選ぶことができるのです。

わたしはこの中から、「プエブロ」を選びました。
ダイナミックなエイジングが特徴の革
と、公式で紹介されているレザーです。
まだ手元に来て日が浅いのでおとなしい顔をしていますが、これから愛用していくにしたがって味のある表情を見せてくれることを期待して毎日使っています。
他にも、上品な艶のあるエイジングが楽しめる「リスシオ」、エンボス加工でキズやシワなどが目立ちにくい「シュリンク」など、他の革にもそれぞれの魅力があります。
サイズ

サイズ展開は以下の5つ。
- A5
- バイブル
- ナロー
- ミニ6
- マイクロ5
システム手帳の一般的なサイズに加えて、ノックスの独自規格である「ナロー」があります。
バイブルサイズの高さに、ミニ6サイズの横幅というハイブリット。縦長なサイズ感です。
バックプレート

書籍でいう背表紙にあたる部分に、金属製のバックプレートが施されているのがプロッターのデザインの大きな特徴。
他部分の造りが無駄を削ぎ落としたシンプルさであるため、一層このバックプレートが目を引きます。
革の種類ごとにプレートの色も異なるこだわり様。例えばわたしの愛用しているプエブロはゴールドのバックプレートです。
180度開く

プロッターは一枚革なので、180度パタンと開き切ることができます。
多くのシステム手帳は複雑な構造をしているため、ものによってはリフィルを挟んだまま書き込むのが少し難しいと感じるものもあります。
しかし、プロッターは一枚革のシンプルな造りのため開いたときに邪魔になるものが一切ないのです。
中身
シンプルな構造ながら必要な要素はすべて揃っている。プロッターの魅力はその機能性にもあります。
リング径

リング径はサイズに関わらず11mmで統一されています。約80枚のリフィルを挟むことができるとのこと。
薄さが売りのものだけあって、システム手帳の中では少し小さめと言えます。
リフィル
プロッターには専用のリフィルが存在します。
- ダイアリーリフィル
- リフィル/ノート
- アクセサリーリフィル
すべてプロッターの雰囲気にマッチする洗練されたデザイン。
角が丸く加工されていたり、ノートリフィルはメモ帳のように使う分だけ切り離して使う仕様になっていたりと、独自路線のリフィルが揃っています。
もちろん、通常の他リフィルも挟むことができるのでご安心を。好きなリフィルがあれば他社製でも使うことができるのはわたし自身で確認済みです。

ちなみに、わたしがプロッターに挟んでいるリフィルは以下のものたち。
- リフター
- 月間
- 週間
- 2mm方眼メモ
- インデックス
- ペンホルダー
この中でプロッターシリーズのものはペンホルダーだけですが、他は主にノックスのものを選んでいるので実質純正品……と言ってもいいでしょうか。
詳しい中身と使い方については、別記事を用意する予定です。
実際に使ってわかったこと
ここからは、わたしが実際にプロッターを使用していて気づいたことを挙げていきます。
魅力に溢れたシステム手帳ですが、尖った特性ゆえに人によっては気になるかもしれない点もいくつかあります。
魅力
プロッターの魅力だとわたしが考えるのは、機動力とデザイン性の高さの両立が叶っているところ。
取り回しやすい薄さ

わたしがプロッターを選んだ最大の理由が、薄さです。
ノートのように使いたかったため、かさばる厚さがあっては困る。でもシステム手帳の自由さを求めている。そんなわがままな要求を叶えてくれるのがプロッターだったのです。
実際に使っていても、これがシステム手帳であることを忘れるくらい薄いです。
いつもバッグに入れて持ち運んでいますが、スッと出し入れできてとても良い。
上質な革

プロッターは、「育てる楽しみ」のあるシステム手帳です。
わたしが選んだプエブロは、特にエイジングで個性が強く出る革だそう。使うほどに深みが増すのが今から楽しみで仕方ありません。
毎日手に取るものだからこそ、長く使う理由があるのはうれしいこと。これから起こる変化を、わくわくしながら日々愛用しています。
記入しやすい開き方

一枚革でできているため180度平らに開くのが、使っていてとても快適です。
先ほども述べた通りノートのように使いたかったため、これは外せないポイントでした。
挟んだリフィルへの書き込み時の書きやすさが、他のシステム手帳と比べて段違いなんです。
わたしはプロッターに挟んだ週間リフィルに毎日タスクを書き出しているのですが、もしそこに書きにくさがあったら書き込みが億劫になってタスク管理が続かないと思います。
シンプルさは、見た目だけでなく機能面からみても合理的だと言えます。
欠点
実際に生活の中でプロッターを使っていて、ここは注意が必要だなと思ったこともいくつか。
リング径が小さい

その薄さがプロッター魅力ですが、薄さを求めるということは必然的にリング径は小さくなります。
11mmのリングの最大枚数である80枚は、いろいろ挟んでいると意外とすぐ埋まってしまいます。
わたしは、週間リフィルは直近2ヶ月分だけにすることで、他のメモリフィルなどを必要枚数入れられるようにしました。
こまめなリフィル整理が必要という点は、薄さゆえの欠点かなと思います。
ただ、何でもかんでも入れることができない分、中身がごちゃつくことがありません。定期的に中身の見直しができるため、個人的には特に困ってはいないです。
リング跡がつきやすい
プロッターは、長く使っているとリングが表紙に当たって跡が浮き出るらしいです。
店頭に置かれているサンプルを見た感じ、確かに表紙に肋骨のようにリング跡がついていました。人によってはこれが気になるとのこと。

公式からそれを防ぐためのリングサポーターが出ていて、わたしもセットしています。
使い込むほどに浮き出るリング跡も味だとわたしは思いますが、後々考え方が変わるかもしれないので念の為。
これをつけていても完全には防ぎきれないようですが、だいぶ軽減はされると思うので、気になる方は最初からつけておきましょう。
バックプレートの角が鋭利

見た目が美しいバックプレートですが、取り扱いには少々注意が必要かもしれません。
バックプレートの上下、端の部分は角がしっかり出ている造りで、あるときプロッターをデスクに置いたとき、その角で傷をつけてしまいました。
これは完全に、雑に扱ったわたしの責任。ですが、気をつけなければそんなこともあるということをお伝えしておきます。
おわりに
プロッターは、そのシンプルなデザインと機能性が魅力の唯一無二なシステム手帳です。
システム手帳というものが苦手だったわたしでも、プロッターは別。気づいたら生活に欠かせない相棒となっています。
ノートのように使えるシステム手帳を探しているならば、プロッターを激推しします。


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