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伊丹市昆虫館|無数のチョウが舞う、楽園のような温室へ

  • 2026年11月4日
  • yamaneaoi

昆虫館の中に、こんなにも美しい世界が広がっているとは。

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伊丹市昆虫館へ行ってきた

兵庫県伊丹市にある「伊丹市昆虫館」へ行ってきた。

昆虫館を訪れようと思ったのは、単純に近場にあったからだ。わたしは虫が苦手なわけではないが、特に好きというわけでもない。どんな展示がされているのだろうという興味はあったものの、昆虫にそれほど関心のないわたしでも楽しめるのか、少し心配だった。

車は昆陽池公園駐車場に停めた。昆虫館まではのんびり歩いて10分弱。少し距離はあるが、木々に囲まれた公園の中を歩くのは気持ちが良い。

入場料は大人400円。さっそく館内へ入ってみる。

迫力満点の巨大模型と、多彩な昆虫展示

入場してすぐに出迎えてくれたのは、大きな昆虫の模型たちだ。

中でも印象に残ったのは、特大サイズのハチの模型。ゆっくりと動くその姿は、まるで本物のハチがそのまま巨大化したかのようで、少し怖いくらいの迫力があった。

細部まで丁寧に作り込まれていて、思わず近づいてじっくりと観察してしまった。普段、ハチをここまでまじまじと見る機会はないので、なかなか興味深い体験だった。


館内では、さまざまな昆虫が飼育されている。

カブトムシのような身近でかっこいい昆虫から、驚くほど大きなナナフシのように、普段はなかなか目にする機会のない昆虫まで。実に多彩な生き物を観察することができた。

生きた昆虫だけでなく、標本も数多く展示されている。実際に動いている姿を観察するのと、標本を通して体の細部までじっくり眺めるのとでは、また違った面白さがある。

学芸員さんたちの「推し昆虫」を紹介するスペースもあった。展示の随所から昆虫への愛情が感じられ、昆虫に詳しくないわたしでも楽しく見て回ることができた。

ほかにも、訪問時にはミツバチを特集したコーナーや学習室などがあり、展示内容はかなり充実していた。

館内には子ども連れの家族が多かったが、昆虫に興味のあるお子さんなら、一日中楽しめるのではないだろうか。

楽園のようなチョウ温室

今回、わたしが最も気に入ったのはチョウ温室だ。

温室に足を踏み入れた瞬間、まるで楽園のようだと思った。

広々とした温室にはたくさんの植物が植えられ、色とりどりの花が咲き乱れている。その中を無数のチョウがひらひらと舞う光景は、なんとも幻想的だった。

チョウの種類もさまざまだ。

名前はわからないけれど、黒くてかっこいいもの、鮮やかな色が美しいものなど、見ていて飽きることがない。

意外だったのは、チョウがあまり人を避けないことだ。すぐ近くまで飛んできたり、花の蜜を吸っているところをじっくり観察しても逃げなかったり。普段はなかなかできないほど間近で、チョウたちの姿を楽しむことができた。

温室の中には穏やかな時間が流れているようだった。

花を眺めたり、チョウを目で追いかけたりしながら、ゆっくりと歩く。もしベンチがあったら、腰を下ろしていつまでも過ごしてしまいそうな、居心地の良い空間だった。

ちなみに、温室とはいえ思っていたほど暑くはなかった。訪れた日は長袖に羽織ものという服装だったが、ちょうどよく感じられた。

美しいチョウたちが舞う中を歩くという、なんとも贅沢で貴重な体験ができた。

展望台から日本列島は見えるか

館内をひととおり見て回ったあと、最後に4階の展望台へ登ってみた。

伊丹市昆虫館は、昆陽池公園という大きな公園の中にある施設だ。この公園の池には、日本地図の形をした島が浮かんでいる。

せっかくなら展望台から日本列島を眺めてみたいと思ったのだが、残念ながら高さが足りず、全体の形を確認することはできなかった。

ソーラーパネルまで昆虫という凝り具合

ちなみに、この昆陽池公園の日本地図については、わたしが普段からよく観ている「刺身タンポポ」さんのYouTube動画でも特集されている。

とてもおもしろい動画なので、興味のある方はぜひご覧いただきたい。

昆陽池公園の散策も楽しい

昆虫館を出たあとは、行きとは反対の道を通って駐車場へ戻ることにした。

昆陽池公園は木々が生い茂る自然豊かな公園で、散歩道もきれいに整備されている。

池には鯉や亀、さまざまな鳥の姿が見られた。

バードウォッチングができるような桟橋も備えられていて、水辺の生き物を観察するのも楽しそうだ。

駐車場から昆虫館までは少し距離があるものの、自然の中をのんびり歩く時間も心地よかった。

公園全体に手入れが行き届いていて、昆虫館を訪れるだけでなく、散策そのものも楽しめる場所だった。

アクセス・駐車場

先述した通り、駐車場は「昆陽池公園駐車場」がある。Googleマップで確認してから訪れることをおすすめする。

料金は最初の1時間は200円、その後30分ごとに100円。

おわりに

昆虫にそれほど興味のなかったわたしだが、伊丹市昆虫館は予想以上に楽しめる施設だった。

迫力のある巨大模型や多彩な昆虫展示、学芸員さんたちの昆虫愛が感じられる展示など、見どころがたくさんある。訪れる前よりも、昆虫という生き物に興味が湧いたように思う。

中でも、楽園のようなチョウ温室は特に印象深かった。美しい花々の間を無数のチョウが舞う光景は、今でも鮮明に思い出せる。

昆陽池公園の散策も含めて、充実したお出かけになった。

昆虫好きな人はもちろん、わたしのようにそれほど詳しくない人にも、ぜひ訪れてみてほしい場所である。



おでかけ暮らし
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やまねあおい
文章や絵をかいたり、写真を撮ったり、本を読んだりして生きている。最近は服もつくり始めるなど、何かしらつくることが好き。
おだやかな夫と元気で甘えん坊な犬(ミニチュアシュナウザー)の2人+1匹で愉快に暮らしている。
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