このアニメとは、ちょっと変わった出会い方をした。
“イオンモール系Vtuber”静馬レイさん。その肩書きの通り、各地のイオンモールをさまざまな形で紹介している方だ。
彼がイオンモール名取について取り上げた上の動画で「このイオンモールを舞台にしたアニメがある」と紹介されており、それが「フードコートで、また明日。」だった。
女子高生がフードコートでだべるだけ、という内容に惹かれて視聴を決めた。
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登場するのは、話しかけ難い優等生のような雰囲気の和田と、ギャルのような見た目で圧のある山本。クラスではそれぞれぼっちな2人が、別々の高校に通いながらも放課後になるとショッピングモールのフードコートに集まる。
このアニメは、そこで繰り広げられる2人のたわいもないおしゃべりを描いたものだ。
外見は清楚系とギャル、という正反対のような2人。彼女たちの遠慮のない距離感がこのアニメの魅力だろう。
和田はソシャゲのガチャに一喜一憂するなど喜怒哀楽の表現が豊か。一方、(ほぼ)いつでも冷静沈着な山本。たまに遠慮がなさすぎてケンカのようになることもあるが、その裏にはお互いがお互いを好きすぎるあまり、という微笑ましさも潜んでいる。
会話劇がメインなだけあって、テンポの良い掛け合いが心地良い。ほとんどのシーンがフードコートで展開されるのだが、場面が単調にならないよう映像の工夫も凝らされていて目でも楽しい。
正直「会話劇なら流し見しちゃうかもな〜」と思っていたが、最後まで飽きずに視聴することができた。
さらに全6話と短いので、最終話まで観終えるのもあっという間だった。
わたしが視聴したプライムビデオでは再放送も含めて倍の全12話とカウントされている。そのせいでまだまだ続くと思って観ていたら第6話で完結してしまって「ええ!?」と声が出てしまった。
この軽快なテンポの会話をもっと聴いていたかったから、急に放り出されてそこはちょっとさみしい……
イオンモールのフードコートって、多くの人にとって絶妙に身近な場所だと思う。
個人的な話をすると、わたしは昔からイオンモールが身近にある生活を送ってきた。小さな頃から買い物や食事といえばイオンだったし、高校時代には放課後に訪れるなんてこともしょっちゅうだった。
だからこそ、「フードコートで、また明日。」のシチュエーションは果てしなくリアルだ。
舞台となったイオンモール名取は宮城県にあり、岡山県出身のわたしにとっては遠く縁のない場所。にもかかわらず彼女たちの日常を身近に感じられるのは、全国に存在し人々の生活に根ざしているイオンモールという存在の力が大きいのだなあと感じる。
今日も全国のイオンモールで青春が繰り広げられている、のかもしれない。
フードコートが舞台というちょっと変わったアニメ「フードコートで、また明日。」。わたしはそんな感じで楽しく視聴した。
話数が少ないし、また最初から観返そうかな。

