レミオロメンが活動再開した。もう、これ以上うれしいニュースはない。2025年で印象に残った出来事は何かと問われれば、このことを真っ先にあげるだろう。
粉雪がヒットしたことを機にCDアルバムを手に取ったわたしは、初めて「ファンになる」という経験をした。そんな大切なバンドだ。
レミオロメンから何か発表があるらしい、公式サイトでカウントダウンが始まった。それを知ったとき、もちろん期待した。だけど、期待しすぎないようにしていた。
活動休止している今、どんな些細な動きでもプラスであることに変わりはない。本当にちょっとしたお知らせだったとしてもそれはうれしいものになる。
だから、どんな発表だとしてもわたしは喜ぼう。そんなふうに自分を落ち着かせていた。
カウントダウンが0になる12月6日21時を、手帳に書き込んで待った。
当日当時刻、レミオロメンのYouTubeを開く。始まったのは、3人による演奏だった。
最初の曲は「雨上がり」。再びみんなの前に現れた一発目をデビュー曲で始めるという粋な演出にテンションが上がる。続く「粉雪」も、バンドとしてのブランクを感じさせず「ああ、レミオロメンがいる」とじわじわ実感した。
その後、ライブツアー開催の発表。わたしは動画の冒頭を不手際で少し見逃してしまったが、そこで「reunion(再結成)」という文字が表示されたらしい。
レミオロメン、活動再開。
いつかその日が来るだろう、来てくれ、と祈りにも似た気持ちをずっと抱いてきたわたしにとって、待ち望んだその日が来たことに興奮が冷めなかった。
YouTubeでの配信が終わった後の画面には、3人が並んで立つ写真。背景はオリーブ畑で、前田が経営しているオリーブ農園だろう。
休止中、3人がそれぞれの道を歩いてきたこと、その上でこうしてまたバンドに帰ってきたこと。1枚の写真からそんなことを感じてまたグッとくる。
その後、更新された公式サイトを開いた。メンバーからのコメント、噛み締めるように読んだ。藤巻の正直な告白には少し笑ってしまい、しかしそれが笑えるようになったことがうれしいのだった。
休止から14年も経っていたんだなあ。藤巻はソロで5枚のアルバムを出して、それは休止までにレミオロメンが出した枚数と同じだ。ここまでの長さを想う。
レミオロメンをやめないでいてくれたこと、本当にありがとう。
これからまた、あなたたちを追いかけさせてください。

